日本株戦略:日本板硝子(5202)

日本株

日本板硝子:2022年ニュース

日本板硝子は7月15日、国内の建築用ガラスの販売価格を10月1日出荷分から約30~40%引き上げると発表した。重油など原燃料価格のほか、物流費が上昇している。円安も生産コストを押し上げているとし、製品価格に転嫁する。

日本板硝子、建築用ガラスを最大40%値上げ(日経新聞)

日本板硝子:過去の業績

▼売上高は約2700億円から8000億円以上に増加したが

ピルキントンはガラスメーカーとして世界シェア3位。売上高や従業員数は日本板硝子の約2倍だった。日本板硝子はピルキントンを買収した結果、売上高は約2700億円から8000億円以上に増加し、一気に世界最大手クラスの企業となった。

だが、その後、業績は低迷する。買収による負担に加えて08年のリーマンショック、10年の欧州債務危機で収益が悪化し、2012年3月期の最終損益は28億円の赤字に転落した。その後も業績不振は続き、17年3月期こそ黒字に転じたものの、16年3月期は498億円の赤字を計上している。

▼新型コロナの影響で

売上の半分を占める自動車用ガラス事業が欧州中心に厳しく、2020年3月期決算(国際会計基準)では最終損益が4期ぶりに赤字(▲189億円)となった。さらにコロナ禍がフルに直撃した4-6月期は▲164億円となり、自己資本比率は7.4%にまで低下。一方、有利子負債は4723億円と3カ月で446億円も増加し、今期の予想売上高4600億円を超えてしまっている。キャッシュフローの悪化に直面し、メインの三井住友銀行を中心とする銀行団がなんとか支えた格好だが、「収益力が回復しなければどう考えても返済不能な水準」(金融筋)で、8月にはR&I(格付投資情報センター)が発行体格付を「BB+」から「BB」に引き下げ、方向性は「ネガティブ」で据え置いた。さらにここにきて「取引先に支払いサイトの延長を要請しているようだ」(信用調査マ ………

▼2023年3月期連結第1四半期、税引前損益8,817百万円。IFISコンセンサスを上回る水準。

 【業績予想/決算速報】日本板硝子<5202>が8月5日に発表した2023年3月期第1四半期の税引前損益は8,817百万円、直近のIFISコンセンサス(2,500百万円)を上回る水準だった。また同日発表された業績予想によると通期の税引前損益は前回予想を据え置き、7.2%減益の11,000百万円を予想、IFISコンセンサスを32%下回る水準となっている。尚、中間の税引前損益は9,000百万円を予想、直近のIFISコンセンサスを63.6%上回る水準となっている。

投資戦略(2022/8/16)

直近配当は無かったようですが、だいぶ下がってきたので、下値も限定的と思います。黒字予想で潰れる可能性も低いため、とりあえず100株を386円で購入しました。(2022年8月)
下がったら買い増して、ソニーのように10倍になるまで待つ長期戦略です。

私が使っている口座は、SBI証券とクリック証券です。どちらも1日100万円までは手数料無料なので、どうやって利益あげているのか謎です。もちろんNISA口座は手数料無料で、税金がかかりません。

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